
ゆうみ(Twitter:@yum01181094)さんがアンケートに回答してくれました!
退職理由を読んでもらえればわかると思いますが、かなり踏み込んだ本音まで答えてくれています。
きっと同じように感じている人もいるのではないでしょうか?
貴重な体験談です。
ぜひ、最後までご覧ください⭐
ゆうみさんにお仕事依頼したい方
退職理由
退職した理由は、結婚したことで採用された県を離れないといけなくなったからです。
ただ、県をまたいでの異動希望を出したり、結婚後に再び養護教諭になりたいと思わなかった理由は、養護教諭の責任の重さから逃れたかったということが大きいです。
どんな仕事でも責任はありますが、養護教諭は1人で学校にいる全員の命の責任を負っているという責任の重さを実際に働いてみて強く感じました。
大学のときは勉強すればなんとかなると思っていましたが、現場では思いも寄らぬケガや体調不良を訴える子どもが不意打ちのように現れます。
そんなときにいつでも冷静に最善の処置を行うということが私には難しく、いつか取り返しのつかない事態を引き起こしてしまうのではないかという不安が常にありました。
やりがいもとてもある仕事ですが、常に不安を持ちながら働くより、もっと楽しめる仕事がしたいという思いで今は別の分野のお仕事をしています。
退職後の仕事・夢
子どもを出産してから特に在宅で働きたいという気持ちが強くなり、webデザイナーやグラフィックデザイナーを目指して勉強しました。
この職業を選んだ理由はただ単に在宅でできるからというだけではなく、保健だよりや掲示物など人に伝わるデザインを考えることが元から好きだったからです。
産後から勉強を始めたためなかなか思うようには進んでいませんが、勉強開始後1年足らずで開業し個人事業主として活動を始めました。
クラウドソーシングやSNS経由でいくつかお仕事を受注し、自分の好きなことでお金をいただけるというところに養護教諭とは違うやりがいを感じています。
現在は育児中心の生活のためお仕事はあまりできていませんが、少しずつでもスキルを伸ばし好きな仕事でどんどん活躍できるよう努力していきます。
養護教諭を目指したきっかけ
高校時代の野球部マネージャーとしての経験から、「頑張る人の支えになるような仕事がしたい」と思うようになりました。
学校という場が好きだったこともあったので、学校で頑張る子どもたちを支えたい(でも授業をしたりクラスを持ったりとかはしたくない!)という気持ちで養護教諭を目指すようになりました。
養護教諭をしていて楽しかったこと
養護教諭の仕事として好きだったのは、保健だよりの作成や掲示物の作成でした。
毎月季節に合わせたものを作っていましたが、よくある保健室向け雑誌のテンプレをそのまま使うことはしたくなく、勤務校の子どもたちの実態に合わせたものを独自で作ることにこだわっていました。そのこだわって作ったものが子どもたちに反響があると、試行錯誤して作った甲斐があったと嬉しくなっていました。
また、子どもたちが保健室におしゃべりしに来てくれたときなども、少しは心の拠り所にしてくれているのかな、と感じ嬉しく思っていました
「先生が怖いから保健室に行きたくない」と思わせたくなかったので、子どもたちがふらっと保健室に来てくれるのは嬉しかったです(ただし忙しくないときに限ります…苦笑)。
その他にも運動会や音楽会など学校特有の行事に参加できたことも楽しかったです。
もちろんその行事のために養護教諭として準備しなければならないことなど負担はありましたが、子どものときに楽しいと感じていた行事に運営する側として関われたことは教師だからこその経験だったと思います。
養護教諭をしていて大変だったこと
正規採用されて初めて配属されたのが単数配置の小学校だったのですが、右も左もわからないのに気軽に聞ける人がいない、やることも多いのにノウハウがないからとにかくやってみるしかないというところがしんどかったです。
そんな状況の中、勤務校が研究発表の年であったことで養護教諭も研究授業用の指導案を書いて発表当日も授業をしてねと言われ、とにかくげんなりしたのを覚えています。
実際その指導案作成にかなりの時間をとられ、それよりももっと大事なことであるはずの保健室の環境整備や児童の健康状況の把握などいろいろと疎かになってしまい苦しい思いをしました。
また、救急処置についても悩むことが多くありました。
大学での勉強で学んだとはいえ実際に症状として見たことはないので、いざ保健室にケガや体調不良の児童が来ても正解の対処法がいまいちわからず自信がなかったです。
ただそれを口に出してしまうと、養護教諭としての信頼がなくなってしまうので職場の誰にも言えず、なんとか毎日をやり過ごしていました。
経験を積めばだんだんとわかってくるのでしょうが、初任校を1人でとなると精神的な負担も多かったです。
退職後の気持ち・生活など
辞めた後1年ほどは学校現場から離れた寂しさがありましたが、責任から逃れられた解放感も大きかったです。
私自身出産して子どもが産まれると、親が我が子を大切に思う気持ちを痛感し改めて養護教諭の責任の重さを感じたので、よほどのことがない限り学校現場に戻ることはないだろうと思っています。
勤めていたときは独身+実家暮らしだったので仕事だけをする生活でしたが、今は主婦であり2児の母であるためこの状況で養護教諭をしていたら、家庭が犠牲になっていただろうと思います。
そう思うと私の場合は、やはり辞めた今の方が家族のために動けると感じます。
今後は養護教諭として働いた経験を活かしつつ、家族の時間を大切にしながら自分が楽しんで取り組める仕事で頑張っていきたいです。
退職しようか迷っている人に一言
養護教諭は目指していたときと実際になってみたときのギャップが大きい職業だと思います。
もちろんやりがいもすごくあるし、子どもたちの成長に関われる立派な仕事ですが、働いてみて初めてわかった大変さなどから辞めたいと思う人も少なくないでしょう。
辞めたいと考える人は、辞めたい気持ちや新しいことに挑戦したい気持ちと養護教諭として働くことでしか得られない楽しい気持ちのどちらが大きいのか比べてみてはいかがでしょうか?
私の場合、辞めたいと思ってはいたものの当時は他にやりたいこともなかったので、結婚してもそのまま働き続けられる状況であれば辞めなかったと思います。ただその後子どもを出産して家族が増えれば、家族優先にしたい気持ちが強くなり、辞める決断をしたかもしれません。
辞めたいと思いつつ、でもやっぱり楽しいと思うならまだ頑張ってみてもいいかもしれないし、楽しさもあるけど他に優先したいもの、やってみたいことがあると思うなら思い切って辞めてもいいかもしれない。
辞めたいという気持ちが強いのであれば、一度しかない人生を悔いのないものにするために思い切ってみてもいいんじゃないかと私は思います。
辞めた後に挑戦したことが成功すれば、その後の人生は今よりもっと豊かなものになるはずです。
もし、やっぱり辞めなきゃよかった!と思う結果になってしまったら、そのときはとりあえず講師登録してささっと現場に戻りましょ!
そしてもう一度採用試験に挑戦して合格を目指しましょ!
学校現場以外の経験は養護教諭としての成長にもつながって、子どもたちに伝えられることも増えると思います。
辞めるも辞めないも自分次第なので、メリットデメリットをしっかり考えた上で自分が納得する選択をしてほしいと思います。
あなたの選択があなたにとって良いものになることを祈っています。
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私が初めて受けたセミナーで、強引な勧誘もなかったので安心してオススメできます♪
ゆうみさんに相談・仕事依頼方法
ゆうみさんは、ココナラとクラウドワークスに商品を出品しています。
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まとめ

以上ゆうみさんからいただいたアンケートの回答でした!
いかがでしたか?
現在、ゆうみさんは地元から離れた土地で2児の育児をしながらフリーランスのWEBデザイナーとして活躍しています!
退職を決めたこと、新しいことに挑戦することはかなりエネルギーのいることです。
こうして詳細にご自身の経験をシェアしてくれるところにも優しさが溢れています。
今後のご活躍、応援しています!

WEBデザイナーという職業についても少しお話を聞かせてもらったので、後日まとめます♪
楽しみにお待ちください☆