自己分析はどうする?
自己分析と言われても…。
「長所?短所?のことですか?」
「今までの経歴や経験のことですか?」
と聞かれることがあります。
あながち間違っていない…けれど違う!
じゃあどういうことよ!!って話ね。
自己分析は、『あなたがどれだけあなたのことを知っているか』です!
「長所・短所、経歴と変わらないじゃん!!」
なんて思ったあなた!まだまだ自己分析が足りませんよ!
今のままで満足してしまうと面接や実技では自己分析不足が見抜かれてしまいます!
自己分析の方法をいくつかお教えします!
まず、養護教諭志望を前提として解説していきますね。
【養護教諭になりたいと思ったきっかけ】
まずここからがスタートです!
・出会った養護教諭に憧れたから
・保健委員会で仕事が楽しかったから
・全校児童生徒と関わることができるから
人によって、きっかけは異なります!
周りと比べることは、全くもって必要ありません!!
では、次に今の立場へと繋げていきましょう!!
講師の場合
講師経験がある方は、経験を踏まえた上で自己分析をしましょう!
養護教諭になりたいきっかけは学生時代と変わらないという方もいるかもしれません。
ですが、現場を経験しているにもかかわらず、
学生時代のままだとどのような印象になるかわかりますか?
現場でなにを経験し、学んできたんだ!
大袈裟にトゲのある表現をすれば、学生時代から成長がない!ということです。
非常にマイナスポイントになってしまうのが理解できますよね。
講師の経験というのは、現場で養護教諭と変わらない立場で基本的には働きます!
様々な状況を経験していることと思います。
養護教諭として自己分析をしたときに新たな発見が山ほどあるはずです!
自分はどうしたいんだ?
どんな養護教諭になりたいんだ?
経験を通じて、学んだことはなんだ?
と自問自答をしてみましょう!!
新卒の場合
今までの経験を振り返るのは、新卒の方も同じです!
なにが異なるのでしょうか?
それは、経験だけではなくチャレンジしたことです!!
例えば…
・ボランティア活動に参加した
・積極的にアルバイトをした
・旅行をした
今まで、出来なかったことを学生になり社会人までの学びとして
新しいことにチャレンジしたことを分析して欲しいのです!
学生はフレッシュさが魅力の1つです!!
そのフレッシュさは、若さではありません!!
チャレンジ精神や追求進、学ぶ姿勢といったところでしょうか。
自己分析をしたときに良い点ばかりではなく課題も見つけておきましょう!
「△△が足りないから、〇〇に取り組む」
というように、未来を見据えながら考えていきましょう!
自己分析と求める教員像
最後に、自己分析は教員採用試験にどのように繋がっていくでしょうか。
志望動機、面接、実技がありますよね?それだけじゃないんです!!
筆記試験の記述問題!
「〇〇を説明せよ。」という出題に活かされてきます!!
もちろん基礎を理解している前提ですが…
自身を理解していないと、考えがどうしてもブレていきます。
救急処置や疾患についても
基礎理解しているからこそ記述問題を回答することができますが
自己分析=養護教諭像の軸が軸がハッキリしている
と、より良い回答ができるのです!!
そのため自己分析はただ志望動機や面接だけじゃなく
筆記試験にも活かされることを知って欲しい!!
そして、自己分析がある程度できたとき
受験自治体の求める教員像を比較してみましょう!!
自己分析と求める教員像が近しいものでなくてはなりません。
なぜならば、自治体が求める教員像は人物像だからです!
自身の教員像と求める教員像が反対の意味であれば不採用でしょう。
だって、自治体は求めていないんだから。
教員採用試験は、自己分析ができている人こそ合格へ近づいているのです!