教員採用試験の中でも養護教諭という職種は少し特殊。
他の教師とは違って学級経営をすることもないし担任としてクラス作りをするわけでもない。
授業を持たず、評価もしない。
学校と言う中で養護教諭は他の教師とは違った仕事がほとんど。
さて、養護教諭の面接対策って何をすればいいんだ?
対策しないといけないけれど、難しそう。と思う方もいるでしょう!
重要な3つを今回はお話ししていきます!!
対策1:現在の自分の課題を知る
面接の準備をする中で、私が一番重要視するのは現在の課題です!
今、あなた自身の課題であったり苦手なことだったりを把握していますか?
面接では、あなた自身を見られます!そして本質を突くような質問をされます!
どのような質問を全て筋が通っている回答でなくてはなりません。
例えば、質問1と質問3が全く異なる質問であってたとしても、視点を変えた時に筋が通っていることが鍵になります。
何度も言っている「筋を通す」とはなんでしょうか。
それは、「自身の課題を把握しているか」になるのです!!
自身の課題が分からないということは、自身のこと自己理解ができていないのと同じです。
厳しいかもしれませんが、それが現実です。
「どのように課題を発見していけばいいのでしょうか?」
と、よく受験生に質問されます。
人それぞれ方法や手段は異なりますが・・・
課題というと難しく考えてしまいますね。
あなたが、これには自信があまりないということです。
それだと少しわかりやすいでしょうか。
自信がない(課題)を把握するだけでは意味がありません。
次のステップが重要です!!
自身の課題を知ったときに、「どう乗り越えるか」が重要なのです!
自己分析をした上で、課題を発見し、その課題をどのように乗り越え自身の力とするのか。
養護教諭は多種多様の壁や課題が生じます。
もちろん、養護教諭だけではありません。仕事はそういうものです。
面接では、自身の乗り越える力を見られているといっても過言ではないでしょう。
そのため、現在の課題把握が鍵になるのです!
対策2:希望の受験自治体を知る
何度も言われているよ!知っているよ!という方もいるかもしれませんねw
しかし、本当に大事大事とっっても大事なんです!!
受験自治体の求める教員像の把握については他の記事でも書いているので、ぜひまだの方はチェックしてみてください!
今回は、求める教員像の話ではありません!!
受験自治体の教育目標や指針はご存知ですか?
筆記試験にも出題する自治体もあるように、教育目標はそれぞれの自治体で異なります。
他の自治体との違いは、どんなところなのか!?
受験自治体はどんなことに力を入れているのだろうか!?
受験自治体の健康課題はなんだろうか!?
みなさん、一度調べてみてください!
採用試験を合格する人たちは、そこまで調べて、かつ自分の考えがある人が多いです!
受験自治体に第一志望、絶対合格したい!と
気合い十分の方達はできる限りの受験対策をしてきます。
その中で、自身を輝かせるために、受験自治体を知ること
そして受験自治体であなたはどのように働いていくのか考えを伝えられること
この2点が共通しているのです!!
対策3:あなたにとって養護教諭とは?
あなたの考える養護教諭ってなんですか?
いきなり、何?って思われるかもしれませんが、本当に重要なんです!
「筋を通す」とはじめに話していましたよね?
それに関係しています!!
自身の養護教諭像として軸がはっきりとしっかりとしていないと
軸もブレるわ、筋を通らないわ、で面接回答がブレブレになってしまうのです。
養護教諭になりたい理由ではありませんよ!
あなたが、どんな養護教諭になるのか!ということです!!
自信が学校に勤務したとき、どのような保健室経営をしたいのか
具体的より具体的に考えていくことがいいでしょう!!
そうです!自身の養護教諭とは?を深堀りしていくのです!
学校種ごとに考えてもいいでしょう!
大規模校?小規模校?いろんなパターンで考えてもいいですよね!
どんな養護教諭になれるのか、そしてなっていくのか
明確した軸があれば面接対策は80パーセント完璧です!
残り20パーセントは、相手に伝える技術です!
そのお話は、またの機会にしますね。
まとめ
養護教諭としての面接対策のまとめとして
- 現在の自分の課題を知る
- 希望の受験自治体を知る
- あなたにとって養護教諭とは?
まずはこの3つをしっかりと考えてください。
「知っているようで知らないこと」「わかっているようでわからないこと」ほど、面接で深くまで聞かれ考えていないと焦ってしまうことも多いと思います。
「それはどうして?」「なんでそう思うの?」そんなことを自分に何度も問いかけながら深く深く考えていきましょう!
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