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養護教諭エスタが教師を辞めてYouTuberになった話

養護教諭エスタが教師を辞めてYouTuberになった話

わたしは、養護教諭の仕事が大好きです。辞めた今でも大好きです。
なぜ、大好きな仕事を辞めなくてはいけなくなったのか、お話ししていきます!

仕事を頑張れば頑張るほど…

養護教諭の仕事は、山ほどあります!他の記事でもあるように、子どもと直接関わることだけではありません。
今まで、高等学校➡︎中学校と経験を積んで、やっとの思いで教員採用試験に合格し、小学校が初任校でした。学校種が異なれば、やり方も先生方の色も随分と変わります。もちろん、コミュニケーションや保健室での仕事は大きく変化はありませんが環境の変化に順応しようと必死だったな。と今では思えます。

毎日、必死に仕事を頑張り、早朝出勤、夜遅くに退勤というような日常はオーバーワークですね。

そんなある日、出勤する車の中で涙が止まらなくなりました。コンビニで気持ちを落ち着かせ出勤するも、頭がボーッとして集中できない。苦しいなと感じることが増えていったのです。「精神的に辛いんだな」と感じました。でも、健康診断を終えてなかった私は、全て実施し終えるまで全力でやりました。

皆さんが想像する通り、身体はボロボロ心もボロボロ。やっと病院を受診すれば「うつ病」「休みなさい」と主治医に言われ、安堵とショックの気持ちが入り混ざった感覚だったのを今でも覚えています。

身体と心が悲鳴を上げる前に、先生方に相談すればよかったんじゃないか?と思う人もいますよね。それができなかったんです。初任扱いされるかと思えば、経験者(講師経験あるからね)として意見を求められる、その意見は決して通りませんが笑
けれど、信頼できる先生はいました。でも頼ることができなかった私の原因でもあります。

休養から復帰へ

「お仕事を休んでください。」と主治医の指示のもと、まずは1ヶ月間お休みをもらいました。うつ病は、思いの外、悪化していて、起き上がることができない。食欲も沸かない。趣味をしようと試みるも、全く楽しいと感じることができなくなっていました。

旦那さんや家族、友人が支えてくれたこともあり、少しずつ体力と気力が回復していったのが自分でもわかりました!!

復帰に向けて準備していたのですが、そう簡単には復帰することができず…。そんな矢先、旦那さんの転勤が決まってしまったのです。
私は、仕事を復帰したとしても旦那さんの転勤についていかなければ一人暮らしになる。せっかく採用試験合格したのに、辞める?と自問自答していました。いろんな人に話を聞いてもらい、旦那さんとも話し合いを重ね、「養護教諭の免許が有る限りどこでも仕事はできる、心と身体を優先に考えて今の自治体は退職しよう」と決めたのです。

「退職」となったとき、正直なところ心が軽くなりました。不安がなかったか?と聞かれたら、ないとは言えないです。私自身、うつ病と向き合うため、そして旦那さんの転勤も重なり、退職という形をとったのです。

エスタさんとして活動するわたし

退職を機に、YouTuberになりました笑
もう急展開な転職ですよね笑

YouTubeも初めは旦那さんの提案なんです!養護教諭として学んだこと経験を失いたくなかった。そして何より、うつ病が寛解したとき体力がついたとき、すぐにでも現場に戻るためには、アウトプットしていきたい。けどどうすればいいかわからない。退職してからは、モヤモヤした日々を過ごしていたんです。

ある日、「顔を隠してなら、You Tubeもありじゃない?」と突然言われ、そっか!と納得した結果、今に至ります笑

エスタさんとして、養護教諭の素晴らしさ、奥深さを伝える発信している時は、素直に嬉しい楽しい気持ちです。退職したあの時の不安な気持ちは今はありません。もちろん私自身は、養護教諭として仕事をすることが今も目標でもあります!

SNSでの活動をきっかけに養護教諭の認知度をUP、そんな甘い仕事じゃない、そしてこんな楽しい充実した仕事はないことも加えて今後も発信して行きたいと思います!

最後に、私の退職話を聞いて(読んで?)誰かの力になれれば嬉しい限りです!

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